カイロプラクティックとはアメリカで発展し体系付けられた背骨の調整法です。背骨がズレると、色々な症状がでてきます。このズレや歪みを、手(カイロ)でもって、痛くない様に技(プラクティコス)で正しい位置に戻す事を言います。
痛くない様に最小限の力で人間に備わった自然治癒力を最大限に引き出す為に、科学(レントゲン・赤外線で背骨の歪み測定)・哲学(人間は自分で自分を治す自然治癒力が在る)・最小限の力(芸術的技)調整する事を言います。
適応腰痛
ギックリ腰 臀部から大腿後面への痛み 膝痛 ムチウチ 手足のシビレ 生理痛 便秘 自律神経の不調 不眠 頭痛 めまい耳鳴り 肩から肩甲骨にかけての嫌な痛み 背骨が原因で妊娠し難い人 等
禁忌
ガン 高熱の人 出血し易い病 伝染し易い病
腰痛の原因

人間が四足歩行のときには、背骨は家の梁の役目をしていましたが、二本足歩行に成った為に大黒柱の役目をする様になり、背骨の関節構造上から上半身の体重負荷がかかると、腰の骨が後方に押し出され椎間孔(脊髄神経の出口)が、狭くなり脊髄神経から枝だ分かれした神経が圧迫を受け、腰痛・足のシビレ等を起こすのです。
交通が便利になり、歩くのが減り学生は受験勉強・大人はOA機械等の発達でイスに座る時間が多く成り、運動不足で足腰の筋肉は減少し腰痛を起し易く成っています。
ギックリ腰・急に腰痛に成ったら?
急激に重い物を持ち上げた時、靴を履こうと中腰に成ったときに、ギックリ腰・急に腰痛に成る事があります。激痛がおさまるまでは、氷・アイスノン等で5分間冷やし、10分間休んで此れを3〜5回・2〜4時間置きに行なって下さい。一番良いのは2〜3日安静にして寝ている事です。
大部分の腰痛は、痛みがおさまりますが再発を繰り返す度に、再発の間隔が短く成り段々と症状が悪化して改善し難く成ります。何で痛みがでるか??
脊椎を検査し@可動性が無く・A神経圧迫(痛み・シビレ・違和感等)2つの条件が揃って初めて”ポキ―”と矯正するのがカイロプラクティックの施術療法です。その結果症状が薄らいだり、体が健康体に戻るのです。
予防方法
- 痛い時は、痛い姿勢とか痛みを感じる事をしないで楽な姿勢をとって下さい。
- 痛みの無い時に、朝・夕軽いストレッチ運動を5分以上行なってください。
- 水泳・太極拳・ラジオ体操等は大変良い運動ですが、何事もやり過ぎは禁物です。
- バランスの良い食事・充分な睡眠を取る様に心がけて下さい。
- 夜は12時までに寝る様にすると、心身共に安定し易いです。
- 重い物を持つ時は、コルセットかゴムベルトで骨盤を絞めて重心を下げて持て下さい。ヨイショ!と声に出して持つのも良いですよ。
来院の目安
朝起き難い・腰が重だるい・くしゃみ咳をして痛みがある時には、施術が必要だと思い来院して下さい。
頭痛・肩こり・背中の痛い方
頭痛・肩こり・背中の痛みの大半は、首の骨を神経から少しだけ遠をざける事が出来れば、薄らぐか消失致します。
原因は

OA機器の普及で長時間座ったままの姿勢・運動不足・過剰な運動等で筋肉のバランスが崩れ首の骨が、捻じれたりして筋肉の疲労・緊張等による、肩こり・交通事故後から、血液循環が悪くなり筋肉や骨に栄養が廻らなく成り、新陳代謝がとどこおり細胞が壊死をおこし、椎間孔(脊髄神経から枝分かれをした神経の通り道)に向って骨に棘が出来て、其処を通る神経を圧迫して背中が痛くなります。
対策は
- 肩をもんだり、たたいたりすると一時適には血液循環が改善し楽に成りますが、首の骨のズレを矯正しない限り、またすぐに凝ってきます。
- 壁立て伏せ…壁に向かって手を肩幅より広めに置き壁に向かって腕立て伏せをする事で、肩こりを解消します。
- 荷物を持たずに、一駅ぶん(約20分)歩くのも良いですよ。
注意
- 夜間痛(夜中に痛く成る場合で、どの様に姿勢を変えても痛みが変わらない場合は、必ず病院で精密検査を受けて下さい。)
- 首を回す運動をすると症状を悪化させます。頭を前・左右・にゆっくり曲げ首の筋肉を伸ばすストレッチ運動をして下さい。(けして頭を後屈しない様にして下さい)
来院の目安
上記の運動をしても頭痛・肩こり・背部痛・その他違和感が気になる場合場合が、来院の目安です。
膝の痛み
膝に水が溜まる原因は、膝の炎症を取り除く為に、冷やして熱を取り除こうと周辺部から、栄養液を集め冷却しているからです。水を抜くことは、一時適には楽に成りますが、逆に膝に負担を掛ける事に成ります。
対処法は

膝関節をアイスノン・氷袋・で10分間を一日3〜5回、又はヒヤロン等で徹底的に冷やして下さい。(低温火傷をしない様注意して下さい)2〜3日でかなり楽に成る筈です。
痛みの様子を見ながら、保冷剤で冷やしながら膝の周辺部分を擦るのも一つです。(3日程おこなっても痛みが、減らないか増す場合は専門家へ行ってください。)
痛みが無くなり腫れが引いたら、サポーターで保温し大腿を使って、スクワット系のトレーニングをして下さい。
- 壁又は柱に手をそえながら、膝を肩幅に開き屈伸運動(スクワット)をして下さい。膝は足の指先より曲げない様に注意して下さい(10〜20回痛くない程度)・トイレに行く度に行うと忘れません。
- 上を向いて寝た状態で、足を伸ばした状態で床から10〜20センチ足を上げて10秒間静止します。その後5秒間休んで10回を3セット行って下さい。痛くなければ朝・昼・晩と間隔を開けて行ってください。
来院の目安
階段の昇り降り時に痛いときは、早めにお越し下さい。
目が疲れる時
目の症状・・目がチカチカする・目がかすむ・目の奥に痛みを感じるまぶたがピクピクする・目が乾いて痛い・涙がよく出る・目が開けにくい
身体状態・・肩こり・頭痛・首凝り・背中の痛み・はり
精神状態・・イライラする・不安定・不眠・憂うつ・食欲不振
原因は?
視力によるもの…近目・遠目・メガネ・コンタクトの不適合
他の目の状態…・色々な目の異常が原因で
全身の異常…・色々な内臓の異常が原因で
心身の過労によるもの・・ストレス・疲れ・対人関係
仕事・職場環境によるもの…長時間の・パソコンなどのOA機器によるデスクワークが、原因で筋肉を包んでいる
筋膜の緊張によりカプセル状に硬直
(血行不良による肩こりを引き起こします。)
対処方法
- 目の廻りを冷やす(アイスパック)
- ホットパック(蒸しタオル)で目の廻りを温める
- 目の廻りのツボ刺激
- 一時間に4〜5分トイレに行くか、立ち歩いて姿勢を変える
来院の目安
色々な所へ通院したが、改善しない場合一度お越し下さい。骨盤や背骨に歪みが起きていて目が疲れる場合が多々有りますので、一度ぜひお験し下さい。後悔はさせません、大勢の方が早く来たら良かったと喜んで来所して頂いています。